不動産 リーマンショックと今回の金利上昇、不動産業界への影響は何が違うか ― 「資金が消えた2008年」と「金利が上がった2026年」
2008年のリーマンショックは、政策金利0.5%・長期金利1.5%前後の低金利下で起きた「流動性ショック」でした。CMBSとノンリコースローンが止まり、短期借入で回していた新興デベロッパーや私募ファンドが借り換えできずに倒れ、東証REIT指数は7割下落しました。2026年の金利上昇は、資金調達市場が機能したまま借入コストと要求利回りが上がる「金利ショック」で、先に落ちたのは価格ではなく量です。二つの冬の違いと共通点を、公表データで並べます。